テーマ別回文 〜 第13回

第13回のお題

EU加盟国

 第13回のお題はEU加盟国になりました。欧州(ヨーロッパ)連合ですね。ここ何回か比較的ラクそうな(実はそうでもなかったですが…)お題が続いたので、久々に難しい大作に挑みたいと思います。地名のお題としては、第1回「山手線」→第4回「都道府県」と来て、次は世界制覇か?という気もしましたが、国名によっては限りなく不可能に近いのもありまして…今回はEU限定としました。限定と言っても、これでもかなりの苦戦が予想され、途中で初の「パス(お手上げ)」が出る可能性も否定できません…。なるべくそうならないよう、がんばります。
 このページによると、EU加盟国は27ヶ国で、自国語での国名のアルファベット順だと以下のようになるそうなので、この順番でいきます!
 国旗のアイコンは、こちらのサイト(海外サイト)のものを使用させていただきます。

 〜 ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、ドイツ、エストニア、アイルランド、
ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、
ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、
スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、イギリス 〜

完成しました!(2011/10/19)

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イギリス
次期の提案、イギリスで刷り。議員相手の記事。
(じきのていあんいぎりすですりぎいんあいてのきじ)
イギリスは、日本でも採用されている議院内閣制が始まった国です。国会の信任によって内閣が作られるというような制度ですね。というわけで、イギリスの議会で大事な提案が発行される様子を表しています。なんと、一部苦しみながらも、EU加盟国をクリアしました!何事もやってみるもんですね。(2011/10/19)

スウェーデン
好んで、絵、薄く描く。スウェーデンの子。
(このんでえうすくかくすうぇーでんのこ)
北欧のスウェーデンです。ノーベル賞で有名でしょうか?「スウェーデンの子は薄い色使いが好き」という話は聞いたことがないですが、IKEAでおなじみの北欧家具はシンプルなデザインが特徴ですし、もしかしたらそういう傾向もあるかもしれません。(2011/10/12)

フィンランド
いた、フィンランドのドン。蘭医、付帯。
(いたふぃんらんどのどんらんいふたい)
これで3回目の「〜ランド」です。回文としては困りものですが、地名だからしょうがないですね。今回は、またドン(ボス)に登場していただきました。オランダの医師を連れているということで、健康にも気を配るドンさんです。(2011/10/5)

スロバキア
いいもの食いに、スロバキアと
アキバ、ロスに行くのもいい。

(いいものくいにすろばきあとあきばろすにいくのもいい)
先週、海外に行っていたので、2週間ぶりの更新です。毎週の更新を休んだのは、開設以来初めてかも。さて、スロバキアは、一見なじみがなさそうですが、元「チェコスロバキア」と言えば納得の方も多いかと思います。回文は、美味しいものを食べにスロバキアと秋葉原、ロサンゼルスに行くという話になっていますが、この3箇所で何を食べるのかはナゾです…。(2011/9/28)

スロベニア

兄、ベロ、スムーズ。たたずむスロベニア。
(あにべろすむーずたたずむすろべにあ)
回文的に、選択の余地が少ない国名です。特に「ベロ」が困りものですが、「ベロ、スムーズ」=「舌が滑らか」ということで回文にしました。回文のマジックにより、スロベニアは滑舌(かつぜつ)の良い兄がたたずむ国になりました。(2011/9/14)

ルーマニア

ルーマニアのアニマル
(るーまにあのあにまる)
一目瞭然、1秒でできる回文ですが、シンプルながら見事にまとまっているので、今回はひねりませんでした。「ルーマニアを逆さにするとアニマルなんだー」と気づいた記録として…。(2011/9/7)

ポルトガル

会談。物知りポルトガルが取るポリシーの問題化。
(かいだんものしりぽるとがるがとるぽりしーのもんだいか)
回文によると、ポルトガルの政策が問題であるようなことを言っていますが、全くそんなことはなく、ただのフィクションです。プラスイメージの内容に変更しようとも思ったのですが、今日は回文の出来を優先してしまいました…。くどいようですが、回文の都合でこうなっただけで、実際には素晴らしい国だと思います。ハイ。(2011/8/31)

ポーランド

道、訪ねろ、ポーランド。違反なしで、指南。
ハイドンら、ポロネーズ立ち見。

(みちたずねろぽーらんどいはんなしでしなんはいどんら
ぽろねーずたちみ)
ただでさえ難しいのに、2回目の「〜ランド」なのでかぶらないようにするのが大変でした。この後もう一つ「〜ランド」がありますし…。ポロネーズはポーランドの民族舞踊に由来する曲の形式で、ショパンをはじめ、たくさんの作曲家が取り入れています。回文は、ポーランドを訪れたハイドンらがポロネーズの舞踊を立ち見して、曲について指南を受けている様子です。「違反なしで」というのは、ポロネーズを自分の曲として発表しても盗作にはあたらない、という意味だと思ってください。それで、実際にハイドンがポロネーズを作ったのか気になりますが、ネットで調べた範囲では、ここにJ.M.ハイドンのポロネーズがあるという情報があります。でも、J.M.ハイドンは有名なフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟なんだそうで。ハイドンさんには違いないですがね。(2011/8/24)

オーストリア

オーストリア、リアル。ありありと、素を。
(おーすとりありあるありありとすを)
音楽の都ウィーンを擁するオーストリアです。音楽はもちろん、かつての帝国の栄光を物語る宮殿など、素晴らしい文化を現地でありのまま感じたいものです。行きたいなあ。(2011/8/17)

オランダ

騎士団ら、オランダ式。
(きしだんらおらんだしき)
オランダの騎士団がとくに有名というわけでもないと思いますが、ヨーロッパの由緒正しい騎士を詠んだ回文です。(2011/8/10)

マルタ

名だたる街、マルタだな。
(なだたるまちまるただな)
地中海の島国、マルタです。小さな島に3つもの世界遺産があり、リゾート地としても有名です。(2011/8/3)

ハンガリー

うそっ?ハンガリーより、ガン発送。
(うそっはんがりーよりがんはっそう)
ややお笑いっぽい雰囲気になりました。ハンガリーから突然ガン(銃)が届いて、「ウソ?なんじゃこりゃ?」ってな感じです。ハンガリーと関係なくて、すみません…。(2011/7/27)

ルクセンブルク

部屋、送る分、急く。ルクセンブルク。親へ。
(へやおくるぶんせくるくせんぶるくおやへ)
ルクセンブルク大公国です。これだけ長い名前だと、回文のほうも選択の余地がないというか、あきらめがつきます…。ルクセンブルク在住の親の部屋に、急いで仕送りするという内容です。(2011/7/20)

リトアニア

私ども、リトアニア取り戻したわ。
(わたしどもりとあにあとりもどしたわ)
バルト三国の最後はリトアニアです。古くからソ連その他の隣国の支配を受けたりして、ようやく独立を達成しました。…というような、リトアニアの歴史を詠んだ回文です。(2011/7/13)

ラトビア

余生、ラトビア。お昼、日を浴び、渡来せよ。
(よせいらとびあおひるひをあびとらいせよ)
バルト三国の一つです。ロシア人の割合が3割弱と、バルト三国の中でも一番多いそうですよ。回文は、リタイア後にラトビアに渡って余生を送る人の話ですが、日本人でわざわざ行く人はあまりいなさそうなので、隣国のロシア人ということにしておきましょう。(2011/7/6)

キプロス

スロープ、キラキラ。キプロス。
(すろーぷきらきらきぷろす)
地中海のキプロス島にある共和国です。美しい海岸に囲まれ、特にヨーロッパからの観光地として人気があるそうですよ。海で反射した太陽の光が、島の坂道にあたっているイメージで。(2011/6/29)

イタリア

イタリア、目指せ!ザ・メアリー隊。
(いたりあめざせざめありーたい)
イタリアで回文…「イタリア」を逆さにすると「ありたい」なので、とても作りやすいのです。残念ながら「イタリアで〜ありたい」の回文は、いくつか見たことがあります。当サイトの投稿作品で草花は咲くさんも作っていますよ(2009/3/8の作品)。今回は、あえてこのパターンを外してみました。メアリー率いる「The Mary隊」って何の隊だろう?って感じですが、王道を外したついでに、変化球でいきます。(2011/6/22)

フランス

容易にフランス、連れがレッスン。ラフに言うよ。
(よういにふらんすつれがれっすんらふにいうよ)
フランスが来ました。回文は、フランス語のことを言っています。奥さんがフランス語を習っていて、簡単に話せるというような内容ですが、実際はそんなに簡単そうな言葉ではないですねえ。(2011/6/15)

スペイン

暑い夜のスペイン、火の地の品位。
ペースの良いツアー。

(あついよのすぺいんひのちのひんいぺーすのよいつあー)
フラメンコや闘牛が象徴的な、太陽と情熱の国スペインです。スペイン3大祭りというのがあり、そのうちの1つバレンシアの火祭りでは、巨大な人形が一気に燃やされ、街が真っ赤に染まるそうですよ。暑い国の火祭りツアー、一度は行ってみたいものです。(2011/6/8)

ギリシャ

強固。ギリシャ知り、技巧良き。
(きょうこぎりしゃしりぎこうよき)
ギリシャと言えば、パルテノン神殿に代表される遺跡ですね。強固でありながら均整のとれたギリシャ建築は、美しいです(行ったことないので想像ですが…)。(2011/6/1)

アイルランド

喝采。アイルランドで、ドンらルイ挨拶か。
(かっさいあいるらんどでどんらるいあいさつか)
難しいのが来ました。「ドン」はスペインやイタリアなどで使われる尊称で、マフィアのボスのような意味もあります。そのドン達が、アイルランドでフランス国王ルイに挨拶するという、何やらよく分からないシチュエーションですが、いちおうヨーロッパの話にはなっているので、良しとしてください…。(2011/5/25)

エストニア

兄と末娘住む、エストニア。
(あにとすえむすめすむえすとにあ)
いたって普通の文になりました。自分の兄と末娘ということは、おじと姪という関係になります…と、ただそれだけなんですが、家族がバルト三国の一つに住んでいるなんて何かカッコいいですね。(2011/5/18)

ドイツ

ごつい、ドイツ語。
(ごついどいつご)
国名でなくて言葉のほうになってしまいましたが、ドイツです。ドイツ語は、ごついというか硬い感じの響きがしますね。私は第2外国語で選択したんですが、結構好きな言葉です。(2011/5/11)

デンマーク

デンマーク行くマンデー。
(でんまーくいくまんでー)
あまりひねれそうにもないので、これで行きます。月曜に行くのだとビジネスでしょうか。できればサイトシーイングで行きたいものですねー。(2011/5/4)

チェコ

夜、高らか、チェコの声。地から語るよ。
(よるたからかちぇこのこえちからかたるよ)
チェコは音楽の街プラハを有し、ドヴォルザークやスメタナ等の作曲家が生まれるなど、音楽とは切り離せない国です。日本公演でもおなじみのチェコフィルもありますね。スメタナのあまりにも有名な交響詩「モルダウ」を含む「わが祖国」は、チェコの国民的音楽で、「モルダウ」以外にも「ビシェフラド」や「ブラニーク」など、チェコにちなむ地名が曲名になっていますよ。(2011/4/27)

ブルガリア

組め、技ありガール。ブルガリア、ざわめく。
(くめわざありがーるぶるがりあざわめく)
ブルガリアと言えばヨーグルト…ですが、力士の琴欧州のふるさととしても知られています。回文はなぜか女子柔道の話になってますが、ブルガリアには相撲連盟柔道連盟もあるそうで、日本の国技がしっかり根付いているようです。(2011/4/20)

ベルギー

ベルギーすごすぎるべ。
(べるぎーすごすぎるべ)
いきなり日本の方言(SMAP中居くん風?)で、ぜんぜん国際的でなくてすみません…。思わず方言が出てしまうほど魅力のある国ということで。(2011/4/13)


区切り線

第1回:「山手線」 第2回:「サザエさん」 第3回:「オーケストラ」
第4回:「都道府県」 第5回:「おでん」 第6回:「教科」
第7回:「球団」 第8回:「ドラえもん」 第9回:「ハンバーガー」
第10回:「星座」 第11回:「お酒」 第12回:「新幹線」
第13回:「EU加盟国」 第14回:「干支」 第15回:「県庁所在地」
第16回:「夏季オリンピック」
 第17回:「ラーメン」 第18回:「テーブルゲーム」
第19回:「運動会」 第20回:「天気」

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