テーマ別回文 〜 第14回

第14回のお題

干支(えと)

 第14回のお題は、干支(えと)です!子(ね)、丑(うし)、寅(とら)…という、あれです。正確には十二支(じゅうにし)と言いますね。「ね、うし、とら…」の短い呼び方ではなく、「今年は〜どし」と言う時の、動物名でいきます。今、干支にするという理由は特にないですが、12回進めるうちに年末・年始にかかるので、その頃にはタイムリーな感じになるでしょう。前回の外国名のあとで、少し軽めなものを選んだつもりですが、そうもいかなかったりするところが回文の面白いところです…。
 アイコンは、こちらのサイトのものを使用させていただきます。

完成しました!(2012/1/11)

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いのしし[亥]
薫るイノシシのいる丘。
(かおるいのししのいるおか)
早くも最後の干支になりました。シンプルにまとまりましたが、「薫るイノシシ」って何なのか説明が必要ですねー。いい匂いのするイノシシでも良いですし、イノシシの燻製というのもありかな…?(2012/1/11)

いぬ[戌]
生き抜いた犬。奇異。
(いきぬいたいぬきい)
新年最初の回文です。たつどしのお正月に、いぬどしの回文を作ることになりました…って、まあ初めから分かってたんですけどね。昨年「南極大陸」というドラマがありましたね。私は見ていなかったんですが。回文は、おそらくドラマにも出てきたであろう、南極に取り残されても生存していたタロ、ジロの話です。私としては、昔見た映画「南極物語」のイメージで作りました。(2012/1/4)

とり[酉]
さあ、良いよ。いきなり鶏鳴き、いよいよ朝。
(さあよいよいきなりとりなきいよいよあさ)
今年最後の回文!かもしれません。鶏(ニワトリ)と言えば、朝の「コケコッコー」というわけで、朝鳴く鶏の様子を表してみました。朝、いきなりコケコッコーで起こされたい気もちょっとしますが、実際にされるとうるさそうです。(2011/12/28)

さる[申]
ワルどもと猿、ふるさと戻るわ。
(わるどもとさるふるさともどるわ)
もうすぐ年末ですね。帰省を考えている方も多いと思います。回文はなぜか地元のワルどもと猿が故郷へ帰るという話です。ワルでも猿でも、ふるさとが恋しいのかもしれません。(2011/12/21)

ひつじ[未]
恣意なく無実。ひつじ、無垢な意志。
(しいなくむじつひつじむくないし)
実は、第10回「星座」で「おひつじ(座)」を作ったりもしてますが、また新たな気持ちで作りました。キリスト教の「迷える子羊」のイメージからか、無垢な動物という感じがします。ひつじ年の人もまた、純粋な人が多いのでしょうか?(2011/12/14)

うま[午]
馬、指定席。急いてしまう。
(うましていせきせいてしまう)
「うま」の回文と言えば、一番シンプルには「馬が舞う」でしょうね。それも面白いのですが、今回は一応ひねって、競馬の話になりました。私は行ったことがないのでよく分かりませんが、眺めの良い指定席を確保するのに早くから並ぶ、というような感じです。(2011/12/7)

へび[巳]
へびクルクル、首へ。
(へびくるくるくびへ)
お題は、「今年は〜どし」と言う時の動物名と言いましたが、「へびどし」の場合「みどし」とも言いますね。まあ、「み」だと一文字ですので、ここはへびのほうで…。怖いイメージのある動物ですが、ペットにする人もいるそうですね。実際、首に巻いたりできるのかは知りませんが、回文は決して人が襲われているのではなく、へびをかわいがっているという場面です。(2011/11/30)

たつ[辰]
辰、待つ朝。集まった。
(たつまつあさあつまった)
来年の干支ですね。ちまたでは来年の年賀はがきやグッズなどが販売され始め、辰の姿がよく見かけられるようになりました。回文は、元旦の初日の出を見るために集まった人たちの様子です。まだ今年も終わっていないのに、鬼が笑いそうですが。(2011/11/23)

うさぎ[卯]
ドン!うさぎサウンド。
(どんうさぎさうんど)
今年はうさぎどしです!年明けには知っていたはずですが、もう忘れてたりして…。今年も残り少なくなってきましたしね。さて、回文の「うさぎサウンド」ですが、「ソソラソラソラ、うさぎのダンス」とか「うさぎうさぎ、何見て跳ねる」のようなイメージです(説明になっていない?)。うさぎが集まって踊っている雰囲気を出してみました。(2011/11/16)

とら[寅]
慈悲なき力。虎、勝気な肘。
(じひなきちからとらかちきなひじ)
肉食で強いイメージの虎です。干支の時は、「寅」と書きます(寅さんの寅ですね)が、回文は干支の話でないので、普通の「虎」になってます。さて文のほうは、圧倒的なパワーと跳躍力で獲物を仕留める虎の様子を表しています。(2011/11/9)

うし[丑]
今、牛うまい。
(いまうしうまい)
シンプルすぎて、ひねれませんでした。「短すぎる!」とおっしゃる方には、「今、うしめし、うまい。」というのも考えたので、どうぞ(前回に引き続き、このパターン…)。うしめしというのは、米沢の駅弁だそうです。いずれにせよ、美味しい牛肉を食べられるのは幸せなことですね〜。(2011/11/2)

ねずみ[子]
寝耳に水。ねずみに耳ね。
(ねみみにみずねずみにみみね)
「なんでも回文」のほうに載せたいような回文になりました。しかも早口言葉みたいです。ひっくり返して、「ねずみに耳。寝耳に水ね。」でも良いです。お好きなほうをどうぞ。さて、内容ですが、ねずみに耳があったからといって、驚くことはないはずですが…突然現れたので驚いたのでしょうか。(2011/10/26)


区切り線

第1回:「山手線」 第2回:「サザエさん」 第3回:「オーケストラ」
第4回:「都道府県」 第5回:「おでん」 第6回:「教科」
第7回:「球団」 第8回:「ドラえもん」 第9回:「ハンバーガー」
第10回:「星座」 第11回:「お酒」 第12回:「新幹線」
第13回:「EU加盟国」 第14回:「干支」 第15回:「県庁所在地」
第16回:「夏季オリンピック」
 第17回:「ラーメン」 第18回:「テーブルゲーム」
第19回:「運動会」 第20回:「天気」

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